大好評に応えて、約1年ぶりの開催! Kads MIIDA T-SHIRTS PRINTING FACTORY

約1年前、くらしテラスでのイベントが大盛況だった、オリジナルTシャツが作れるKads MIIDAさんのTシャツプリンティングファクトリー。お客様からの「またやってほしい」との熱いお声に応えて、4月27日(土)に第2回のイベントが開催されました。その模様をレポートいたします。

GW10連休の初日を飾るにふさわしい人気イベント

4月27日は、過去最長となるGW10連休の初日で、平成から令和へとつながる歴史的な連休の幕開けとなる日。さて、今回はどのような方々がいらっしゃるのか楽しみです。

会場である「くらしテラス」に着くと、いつもと違う雰囲気にわくわくします。ブルーや白、そしてオレンジを基調に、優しい雰囲気のライトが会場を照らし、何ともあたたかい雰囲気をつくりあげています。

今回のイベントも前回と同様、Kads MIIDAさんがデザインした数々の絵柄の中から好きなものをチョイスし、自分の好きな色のTシャツにお好みのカラーで、その場でプリントしてくれるというもの。今回のイベントに向けて新デザインも投入するなど、「以前よりも進化した姿をお見せしたい」というアーティストならではの気概が見え隠れしています。

楽しげな雰囲気に装飾された会場

看板を描きこんで準備完了

お客さまが次々と

イベントが始まると、いつもと違う会場の雰囲気や「くらしテラス」を囲むようにディスプレイされたさまざまなデザインのTシャツに惹かれて、お客さまが次々と会場に足を踏み入れます。最初にいらっしゃったのは小さいお子様2人を連れた若いご夫婦。壁に貼られたさまざまなデザインや色とりどりのTシャツのカラーを夫婦で熱心に眺めています。たくさんの作品にかこまれた会場はまるでアートギャラリーのよう。見ているだけでも楽しさが伝わってきます。

「作品を作る上で心掛けているのは、“自然の一部であること、自由であること”」とKads MIIDAさん。ジョン・レノンの言葉や、レゲエミュージックの歌詞などの引用も多く、「パッと見た時に素直に心に飛び込むデザインをイメージしています」(Kads MIIDAさん)。

旧知の友人も多く会場に

MIIDAさんのトレードマークも

子ども用のTシャツを携えて、再び会場に

さて、しばらくすると最初にいらしたご家族が戻ってきました。実は今回のイベントでは、子供用Tシャツの用意がなかったため、子供用Tシャツを別のお店で買ってきたそうです。今回のワークショップはこうした持ち込みのTシャツや、布製のカバンなど、自分のおきにいりのアイテムを持参してプリントだけでも参加できるのも良いところです。

こちらのご家族はお子さま、お母さんで同じデザインのTシャツを、そしてお父さんはボブ・マーレーをイメージしたTシャツを作成。自分が選んだデザインと色が、スタッフさんの手際よい作業によって無地のTシャツに描かれた瞬間、それをじっと見つめる顔に驚きと喜びが入り交じった表情が浮かびます。

このご家族はたまたまこの会場を通りかかったそうで、「Tシャツが好きで何枚も持っているのですが、自分でデザインや色を選んで、オリジナルな一枚を作ることができるのは本当にいいですよね」とお父さん。しかも目の前で仕上げるという、“まさしくライブ”な感じは、小さなお子さんの心にも響くのでしょう。

目の前でオーダー通りのTシャツを仕上げてくれる

家族3人分のTシャツを真剣に検討

20年来の知人が知るKads MIIDAさんの進化

今回のイベントでも数名のスタッフさんがTシャツづくりを手伝っていたのですが、その中のお一人である柴田さんにお話を伺うと、Kads MIIDAさんと知り合ったのは約20年前、柴田さんが主催したある音楽イベントで知り合ったそう。しかもこの日、柴田さんが着ていたTシャツは、その頃、Kads MIIDAさんが初めて製作したTシャツだそうです。

「MIIDAくんとは長い付き合いなのですが、このTシャツを見ても分かるように作品がどんどん変わっているんです。その進化する姿を間近で見られるのが楽しいんですよ」と柴田さん。

あくまでもアナログな手書き、そして自由であることにこだわった作品の数々。それはまさにKads MIIDAさんの一定の型にはまることのない自由な精神、そして進化の結晶そのものと言えるでしょう。

柴田さん(右)の着ているTシャツがMIIDAさんの初作品

前回も来場した女の子が再び!

次々とお客さまがやってきますが、その中に見覚えのある女の子を発見! そう、前回のイベント時にTシャツを作っていた女の子とそのご家族です。よく見てみると女の子が着ているTシャツはKads MIIDAさんデザインのモノ。「家を出る時、『今日は前回つくったこのTシャツを着て行かなきゃ』って自分から選んだんですよ」とお父さん。“正装”を身にまとって、訪ねてくれたようです。

今回も女の子はTシャツをオーダーメイド。選んだ柄を見てKads MIIDAさんも「お、いいチョイス、ぼくもこれが一番好きかも」と女の子とのお話を楽しんでいます。こうしてイベントの様子を見ていると、知り合いでも初めて会った人でもKads MIIDAさんがすっと自然に横に寄り添って、楽しくお話をしている姿が目につきます。そんな親しみやすさも、きっとこのイベントに多くの方が集まる理由なのでしょう。

お父さんと一緒に型枠を押さえて…

型枠を外すと、パッと笑顔に

Kads MIIDAさんに今後の活動を聞いてみると「前回のこのイベントのおかげもあって、大手百貨店からイベントの依頼もありました。今まではフェスや湘南エリアが中心でしたが、今後は地方でもこうしたイベントを行い、さらに活動の幅を広げていきたいですね」(Kads MIIDAさん)。

Kads MIIDAさんの今後のさらなる進化と活躍が、今からとても楽しみですね。

LINE

Kads MIIDA T-SHIRTS PRINTING FACTORY

[開催日]
2019年4月27日(土)11:00〜18:00

[開催場所]
テラスモール湘南3F
くらしテラス イベントスペース

[主催]
Kads MIIDA

[ウェブサイト]
http://www.kads.net

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