やっぱり秋はグルメ！　今秋の限定メニューで季節をまるかじり！

待ちに待った秋！　芸術、スポーツ、行楽…と秋にはいろいろありますが、多くの皆さんが一番待ち望んでいるのが“食欲の秋！”ではないでしょうか。そこで今回は、テラスモール湘南の4Fレストランゾーンの中から、「うちの食堂」と「越後 叶家」より、秋の季節限定メニューをご紹介します。

始めに伺ったのは、今春のリニューアルオープンでテラスモール湘南に加わって以来、連日多くの方で賑わっている「うちの食堂」。和食を中心とした定食メニューが人気で、まさに昔ながらの親しみやすい街中の食堂を思わせるメニュー構成です。

同店の今秋のおすすめメニューは「大粒カキフライと焼きあなごご飯御膳」（税抜1,480円）。サックサクの衣をまとった広島県産の大粒の牡蠣はプリプリ＆ジューシー。特製のタルタルソースを付けて一口かぶりつけば、コク深く濃厚な味わいとともに、豊かな磯の香が口の中に広がります。さらに、うっすらと焼き色の付いたあなごは、ふわっと軽やかな口当たりに潜む上品な味わい。絶妙な焼き加減が香りを引き立たせ、どんどんお箸が進みます。おひつから茶碗へとしゃもじでよそうひと手間も楽しく、グルメな気分を盛り上げます。

季節のメニュー以外では、その名の通り「名物『うちの食堂』御膳」（税抜1,180円）が人気のレギュラーメニュー。こちらは季節の野菜を盛り込んだ4種のてんぷらがどっさり。揚げたてサクサクの天ぷらはまさに絶品です。すべてのセットメニューには「4種の小鉢」もセットで付くのがお店の特徴で、季節によって内容が変わるそうです。取材時は「きんぴらごぼう」「出し巻たまご」「肉じゃが」の3つのおかずに、「くず餅」を加えた4品でした。小鉢のおかずは、ちょっとした箸休めにもピッタリ。〆の「くず餅」までいただくと、まるでコース料理のような充実感です。ボリュームも十分で、食べ盛り男子にもぴったりですね。

今回は開店前にお邪魔したのですが、取材が終了して開店すると、すぐに多くのお客さまが次々と来店。お一人さま、カップル、小さなお子さまを連れたご家族、そして10人以上の団体さんなど、様々なお客さまで開店15分もしないうちに、たちまち満席になりました。この人気の高さこそ、美味しさのバロメーターと言えるのではないでしょうか。

続いてご紹介するのが、こちらも今春新オープンした「越後 叶家」。新潟名物の「へぎそば（※）」が看板メニューの珍しいお蕎麦屋さんです。この秋は「サーモンいくらごはん定食」（税抜1,278円）を季節メニューとして提供しています。“海の親子丼”とも言えるこの一品は、新鮮で脂ののったサーモンと、しっかりと漬け込まれながら噛むごとにプチッと弾けるいくらの食感と甘味が絶妙。もちろん、お蕎麦の美味しさは言うまでもありません（基本セットは「二八そば」。追加料金で「ふのりそば」に変更可）。

※「へぎそば」…“片木（へぎ）”と呼ばれる四角の板に、そばを一口程度の束にして盛り付けたもの。同店でへぎそばに使われている「ふのりそば」は、つなぎに“布海苔”と呼ばれる海藻を使用し、独特の食感となめらかなのどごしが楽しめます。

店内は落ち着いた和のしつらえで、ほっと一息つくのにぴったりな雰囲気。伺ったのは午後3時ごろでしたが、この時間からはカフェタイム（午後3時から午後6時まで）もスタート。お蕎麦などのお食事を楽しむだけではなく、コーヒーや抹茶パフェなどの甘味をいただきながら、くつろがれる方もいらっしゃいます。

甘味利用ができるのも「越後 叶家」のいいところですが、もちろん蕎麦屋ならではの使い方、豊富なつまみとともにお酒を一杯…も楽しめます（単品つまみメニューは午後5時からの提供）。新潟名物である「栃尾揚げ」（税抜815円）をツマミに、新潟の地酒で一杯、そして〆には「へぎそば」（小：税抜926円）を食べれば、たちまち新潟旅行気分に！

また、一番人気の「越後へぎそば御膳」（税抜1,741円）や新潟名物の「新潟タレカツ丼御膳」（税抜1,686円）、テラスモール湘南店限定メニューである「湘南しらす丼御膳」（税抜1,686円）など、まだまだ魅力的なメニューが盛りだくさん。そして、“109シネマズ湘南”の目の前にあるこちらのお店は、映画を楽しんだ後にゆっくりとご飯を食べながら映画の感想を語り合うという方も多いんだそうです。

今回は2店の秋グルメをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか？　いずれもこの秋の旬がギュッと詰まった絶品料理です。ぜひ一度足を運んで、“秋の味覚狩り”を楽しんでみてください。